【公式】Rep
account_circle
Listening-Intonation

英語のリスニングにおいてスピーカーの発言を理解するのに大事な要素として「イントネーション (intonation)」があります。

イントネーションとは簡単に言うと発言の際の音の高さ(pitch)がどのように上下に動くかのことを指します。イントネーションは、文法的な働きや話し手の態度や気持ちを聞き手に伝える働きを持っています。

ここではリスニング理解に必須と言えるイントネーションの代表的なものをピックアップし、それらが使われる文の種類を例として挙げていきます。
TOEICテストのセクションでは特にPart 2で文の種類の理解が大事なので関連性が高いです。苦手な方はぜひ最後まで読んでみてください。

1. 下降調イントネーション

その名の通り文末で音の高さが下がって終わるタイプのイントネーションです。もう少し詳しく説明すると、基本的に文の中で最後に出てくる内容語に最も強い強勢が置かれて一番音程が高くなったところから通常の音程よりも低いところまで落とす音の動きです。
こうした下降調は以下のタイプの文で使われます。

平叙文

相手にある事柄を伝える平叙文は通常下降調のイントネーションになります。

You really need to find a new job(⤵).

Wh-疑問文

疑問詞を使った疑問文をWh-疑問文と呼び、通常下降調のイントネーションになります。

Who’s giving the presentation at the conference(⤵)?

付加疑問文 (相手に同意を求める場合)

付加疑問文の働きは大きく二分されますが、その中でほぼ断定に近く「相手に同意を求める」働きで使う場合は下降調のイントネーションです。

He’s not coming, is he(⤵)?

※話し手は「彼は来ない」と思っており、その同意を求めている状況

2. 上昇調イントネーション

下降調に対して文末で音の高さを上げるイントネーションを上昇調と呼び、以下のタイプの文で使われます。

Yes/No疑問文

話し手が聞き手にYesかNoかの答えを尋ねるタイプの疑問文で、上昇調のイントネーションを使います。

Can I ask you a question(⤴)?

付加疑問文 (相手に確認したい場合)

付加疑問文の中でも話し手の確信度合いが低く、よりYes/No疑問文に近いような「相手に確認する」働きで使用する場合は上昇調のイントネーションになります。

We don’t have to attend the next meeting, do we(⤴)?

※話し手は会議に参加しなくてよいかどうか確信が低く、相手に確認のために尋ねている状況

ここまでの下降調・上昇調のイントネーションを実際にこちらのRachel先生のYouTubeビデオで確認してみましょう。

3. その他のイントネーション

上記の下降調と上昇調が組み合わさったパターンのイントネーションをご紹介します。

選択疑問文

選択肢をいくつか挙げて相手に選ばせるタイプの疑問文です。基本的には他の選択肢は無いクローズドな状況で使い、選択肢を挙げていく際に上昇調を使い、最後の選択肢を言って完結させる時に下降調を使います。
基本回答はYes/Noでなく、提示された選択肢の中から選んで答えます。

Would you like some coffee(⤴) or tea(⤵)?

ただし以下のように最後に発言する選択肢まで上昇調だと、「コーヒーやお茶のようなものはいりますか?」という質問内容になり、その他の選択肢がある可能性が残り、聞き手はYes/Noを使って回答することが可能です。

Would you like some coffee(⤴) or tea(⤴)?

4. さらに

TOEICのリスニングの各国のスピーカーたちも基本的には上で説明したイントネーションに沿って発音を行っていますが、オーストラリア人のスピーカーはかなりバラツキがあり、個別音の訛り(詳しくはこちらのブログで取り上げています)も相まってかなり聴き取りに苦労する方が多いです。

特徴としては、上記の基本ルールと違った下記のイントネーションがよくみられます。

①Yes/No疑問文で下降調のイントネーション

②Wh-疑問文で上昇調のイントネーション

該当のスピーカーの発音の特徴が分かっていることは聴き取りに役立ちますので、一度注意して確認を行ってみてください。

因みにオーストラリア人の英語のイントネーションの特徴としてよく取り沙汰されるのは平叙文を全て上昇調で話す”uptalk” (upspeak, HRT, AQI… etc.)というものがありますが、さすがにTOEICのスピーカーはその話し方はしていないですね。

オーストラリア人のコメディアンがその話し方を誇張して笑いを取っているビデオがありましたのでよかったら見てみてください。

ここまでいろいろと書いてきましたが、イントネーションは文法的なニュアンスや話し手の気持ちを音の高低の動きで相手に伝える大事な要素です。
基本的なイントネーションのルールをおさえて、シャドーイングや音読の際には個別音だけでなくイントネーションにも意識を持ってトレーニングをしていくことでよりリスニングでの内容理解の力(もしくはスピーキングで相手に伝える力)を磨いていきましょう。

最後に、こうした英語学習記事の更新情報や関連ニュースをチェックしたい方は画面下部のSNSボタンからページのいいねやアカウントのフォローをよろしくお願いします。

福岡のTOEICコーチングスクール【Rep】

筆者が指導を行っている福岡の3ヵ月短期集中型TOEICコーチングスクールRepでは、英語の音声認識能力を大事な英語基礎力の一つとして強化していきます。受講生の中には3か月のプログラムを通してTOEICリスニングセクションのスコアを150点以上UP(リーディングセクションを合わせると300点以上UP)された方もいらっしゃいます。

興味を持たれた方はぜひホームページもご覧になってください。専門の講師 (TOEIC990点満点・英語教授法修士号取得) と一緒に徹底的に英語力を鍛えるプログラムを準備して真剣に伸ばしたいと考えている方をお待ちしております。

最新の記事情報が取得できます

「いいね!」ボタンを押すと、
最新情報がすぐに確認できるようになります。