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Meeting (TOEIC Listening)

TOEICリスニングのPart 3・4でよく使われる重要な熟語・慣用表現チャンクフレーズをかまとめました。
これらのフレーズは単に訳をおさえるだけでなくコミュニケーション上の機能を理解してリスニング時に話の展開を理解することに役立てることが大事です。
話の中での重要なポイントや設問の対象箇所の見極めにも有効ですので、そうした視点で見ていきましょう。

例文の音声ファイルも付けていますので学習に活用ください。

Just so (that) you know…

会話でよく使われる「一言言っておくと」、「一応念のため断っておくと」といった意味の表現です。やや控えめな切り出しでその後に「スピーカーが相手に伝えておきたいこと」へと繋げる機能があります。

“Just so you know, the basement parking area has been closed for renovations.”
「一言申し上げておきますが、地下のパーキングエリアは改装のために閉鎖されています。」

 

TOEICリスニングではその後に設問に関わる大事な内容が述べられることも多いので要注意の指標とすると良いと思います。

You know what…

「あの」、「ねえ」といった意味の表現で、相手の注意を喚起してその後に「新情報」や「提案」などを伝えるときに使用されます。そうして伝えられる内容はやはり設問に関係する重要なものが多いですね。

“You know what, I can go pick you up at the airport tomorrow morning.”
「ねえ、明日の朝私があなたを空港に迎えに行ってあげてもいいけど。」

 

Without further [more] ado…

こちらの表現は、「難しい話は抜きにして」という意味で、その後に「本題」へと展開する機能があります。

“Without further ado, let’s go on to the main subject.”
「難しい話は抜きにして、主題へ移りましょう。」

 

You might want to…

「~した方が良いかもしれませんよ」といった意味で、相手の自主性を尊重しながら「提案・推奨」するときに使われるフレーズです。

“You might want to check the website before you decide to buy those products.”
「それらの製品を買うことを決める前にウェブサイトをチェックした方が良いかもしれませんよ。」

 

問題に次のような設問が出てきた際にはこの表現に要注意です。

“What does the woman recommend?”
「女性は何を勧めていますか?」

 

Why don’t you…?

「~してみたら?」という相手の行動に対する「提案」に使われる頻出のフレーズです。
What does XXX suggest the man do? といった提案内容を尋ねる設問の解答根拠の部分で使用されることが多いです。
また、Part 3・4だけでなく、Part 2の提案発言としてもよく使われる表現です。

“Why don’t you apply for this job?”
「この仕事に応募してみたら?」

 

Why don’t we…?

上のフレーズからyouの部分がweに代わって「~しませんか?」という自分たちの行動に対する「提案」に使われるフレーズです。

“Why don’t we go to that new Italian restaurant?”
「あの新しいイタリアンレストランに行ってみませんか?」

 

設問に以下のような提案内容を尋ねるものが出てきた際には要注意な表現ですね。

“What does the woman suggest doing?”
「女性は何をすることを提案していますか?」

 

Why don’t I…?

上の2つほど知られていませんが、こちらは「~しましょうか?」、「~しますよ」という自分の行動に関する「申し出」に使われるフレーズです。

“Why don’t I drive you to the station?”
「駅まで送って行きますよ。」

 

同様に「申し出」のニュアンスでよく使われる表現は以下が挙げられます。

“Let me drive you to the station.”

 

“I’ll drive you to the station.”

 

TOEICリスニングのPart 3/4で以下のような「申し出内容」を尋ねている設問ではこうした表現には特に注意して聴くようにしましょう。

“What does the man offer to do?”
「男性は何を申し出ていますか?」

 

Can I…?

この表現は「~してもいいですか?」という「許可を求める」機能表現として馴染み深いと思いますが、その他に「~しましょうか?」という「申し出」の機能表現としても使われるということをおさえておきましょう。

“Can I call you a taxi?”
「あなたにタクシーを呼びましょうか?」

 

こちらも設問で申し出内容を尋ねられている場合に意識して待ち伏せすべき表現の一つです。

Would you be able to…?

「~していただくことはできますか?」という相手に対する丁寧な「依頼」表現です。

“Would you be able to look over the revised contract?”
「修正した契約書に目を通していただくことはできますか?」

Not that I know of.

「私の知る限りはそういうことはありません」という質問に対する否定の答えの表現です。類似表現で “Not that I’m aware of.” もおさえておきましょう。

“Were there any problems?”
「何か問題はありましたか?」

 

“Not that I know of.”
「私の知る限りはありませんでした。」

 

I could use…

「~があれば助かる、ありがたい」「~がほしい」というニュアンスのフレーズです。

“I could use your help.”
「あなたに手伝ってほしいのですが。」

 

“I could use your advice on this matter.”
「この件に関してあなたのアドバイスを頂けるとありがたいです。」

 

Maybe we could…

「たぶん~することもできるでしょう・~してみるのはどうでしょう」といったやや控えめな「提案」に使われるフレーズです。

“Maybe we could offer discount tickets online.”
「オンラインで割引チケットを提供してみるのはどうでしょう。」

 

What if…?

「もし~だったらどうなるでしょう」というように仮定的に疑問を呈す際に使う表現です。

“What if she doesn’t agree with the plan?”
「もし彼女がその計画に賛成しなかったらどうしますか?」

 

I’ll see if…

「~かどうか確認してみます」という意味のフレーズです。
seeの「確かめる、調べる」という用法はこの表現以外でも大切ですので確実におさえておきましょう。

“I’ll see if I can change my schedule.”
「私のスケジュールが変更できそうかどうか確認してみます。」

 

First off…

「最初に」という意味の会話でよく使うフレーズで、最初に伝えたい内容の話をスタートする際に使う表現です。

“First off, let’s look at our sales figures last month. “
「最初に昨月の売上高を見てみましょう。」

 

Keep in mind (that) …

文頭に置いて命令形で使うと「覚えておいてください・心に留めておいてください」といった意味になります。
その意味の指すように、その後には聞き手が覚えておくべき重要な発言がなされますので、自分が聞き手になったつもりでその後の重要な情報を掴むようにしてください。

“Keep in mind that the meeting with ABC company has been rescheduled.”
「ABC社とのミーティングは日程再調整となったことを覚えておいてください。」

 

By the way…

「ところで・ちなみに」という意味で話を転換する際に使う表現です。
話題を変えて持ち出す必要がある内容というのは重要なものだと考えられますね。

特に会話の流れの終盤でこうした表現を使って話を転換し、3問目に聞かれている内容を話すことはよくあります。

“By the way, I’ll be out of town on business next week.”
「ちなみに、来週私は出張に出ております。」

 

In that case…

「その場合・そういうことであれば」といった意味のフレーズです。
相手の説明を聞いてその状況に合わせて「依頼・指示」もしくは「提案」を行うという流れは鉄板ですね。

“In that case, just tell me your tracking number, and I’ll look it up for you.”
「それなら、あなたの追跡番号を教えてください。私がお調べしますよ。」

 

Any chance…

文頭で用いて「~する可能性・見込みはありますか?」「~できますか?」という意味の文を作るフレーズです。

“Any chance you’ll be back at work by 4 pm?”
「4時までに仕事に戻ってくる見込みはありますか?」

 

I’d like your input about…

「~についてのあなたの意見をください。」という「相手の意見・提案を求める」機能を持った表現です。
実際TOEICのリスニング問題で、この発言に対して相手が提案を行い、その提案内容が設問で問われている問題が見かけられました。
やはりこうした機能性の強い表現をおさえていると話の流れが掴みやすく、問題に対応しやすくなりますね。

“I’d like your input about how we can promote the new smartphone app.”
「その新しいスマホアプリをどうやって販売促進したらいいかについてあなたの意見をください。」

 

Even better,…

文頭で用いて「更に良いことに」という意味で話を展開するフレーズです。
その後に続ける内容は問題に関連する重要事項である可能性は非常に高いですね。

“Even better, they will bring in new customers to our stores.”
「更に良いことに、彼らは我々の店舗に新しいお客さんを連れて来てくれます。」

 

The thing is (that) …

文頭で用いて「問題なのは」という意味でその後に問題点に関する話を続けたり、「要は」という意味でその後に要点を述べたりするフレーズです。
どちらの用法にしてもその後の発言は問題に関わる問題点・要点となるのでこのフレーズから文がスタートしたら要注意です。

“The thing is these new machines are not in our budget.”
「問題は、これらの新しい機器は我々の予算外ということなんです。」

Remember…?

Do you remember…?を省略した形で、会話表現としてはよく使うものです。
TOEIC Part 3のやり取りの中でも使われています。

“Remember what we talked about on the phone last week?”
「先週電話で話したことを覚えてる?」

 

Care to…?

Would you care to…? を省略した会話表現で、「~しませんか?」という相手への「提案」機能を持っています。

“Care to join us for lunch?”
「私たちとお昼ご飯をご一緒しませんか?」

 

Sure thing.

「もちろん・了解」といった意味のカジュアルな応答表現です。

 

make sure (that)…

「必ず~する」という頻出表現です。
be sure (that)…という類似表現もあり、両方ともthat節の代わりにto不定詞句を後ろに伴って使うことも多いです。

“I’ll make sure we will ship the item express.”
「私は必ず我々がその商品を速達で送るようにします。」

 

Just be warned that…

「~ということに注意してください・気を付けてください」という注意喚起のフレーズ表現です。

“Just be warned that there may be an additional charge.”
「追加料金がかかるかもしれないので注意してください」

 

Fair enough.

「まあいいでしょう」「結構でしょう」といった意味で、自分の考えと完全に一致していなくても相手の意見も理屈が通っている、もしくは許容範囲だと認める際に使う表現です。

 

Got it.

「分かりました」という日常会話で頻出の、相手の話した内容に対する理解を示す表現です。

 

そもそもgetに「分かる」「理解する」という意味があることからおさえておくといいですね。

最後に

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。こちらのフレーズ表現集は今後も記事内容を追加していきたいと思いますのでまたぜひチェックしてください。

また、Part 2でよく使われる熟語表現は以下のブログ記事で取り上げていますのでそちらもぜひ学習の参考にしてください。

TOEICリスニングPart 2頻出の熟語・慣用表現チャンクフレーズ集

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福岡のTOEICコーチングスクール【Rep】

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